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理事長 あいさつ

 

 

 4月になりました。今年の桜の開花は例年より遅く、小・中学校の入学式頃に満開になるようです。
 さて、令和6年3月25日、社会福祉法人和寿園の定例評議員会が開催されました。この会において、令和5年度の経営状況の報告と、令和6年度の主要事業について説明し、それぞれご承認を得ることが出来ました。
 事業計画におきましては、コロナ禍が一応収束したことから、3年間にわたり開催出来なかったイベントや、ボランティアによる入居者との交流など、徐々に再開したいと考えています。収支予算については物価の高騰による施設運営の難しさはありますが、利用者や入居者に十分なケアやサービスが提供できるよう努力をしてまいります。
 今年は正月早々、能登半島地震により多くの被災者が発生するとともに、福祉施設における災害対応の難しさも提起されました。このため、和寿園の各部署において、非常時への取り組み方法等の再確認をし、直ちに行動に移せるようなマニュアル作りや、被害を想定した訓練などを計画しています。
 新型コロナは普通の感染症扱いにはなりましたが、強い感染力はそのままですし、最近ではノロウイルスの陽性者も発生しています。和寿園では重篤化のリスクが高い高齢者を支援する事業所として、油断することなく感染予防策を徹底してまいります。ご家族や関係者の皆様には、どうかご理解ご協力賜りますようよろしくお願いします。

                            令和6年4月
                              理事長 山本喜代治






ロゴマークに込めた思い

令和4年4月1日に、法人設立65年を迎えるにあたり、65年の歴史と伝統、さらに100年の大計を目指す和寿園の姿を広く地域に発信するためにロゴマークを作成しました。

   ロゴマークに込めた思い

「TEAM CARE」を合言葉に和寿園が地域を支えていきたいという思いを西紀のイメージカラーである緑を使って表現しました。
右側の大きな木は、地域、住民やご利用者を表し、左の木は、法人をイメージしています。
木で表現したのは地域に根付くこと、成長し続けることををイメージしています。チームケアで利用者の満足を高め、和寿園が地域とともに発展していきたいという願いを込めています。

法人理念

ひとの心に寄り添い、
 地域の一員として福祉社会の発展に貢献します

経営方針

1 信頼の確保に努めます

・ご利用者一人ひとりの命と尊厳を守り、その意向に沿って自立を支援すると
 ともに、生きがいと安らぎのある生活を提供します。
・介護技術や接遇技術の向上に努め、最適な福祉サービスを実現します。
・関係法令の順守と経営情報の開示により、地域に開かれた法人経営を
 行います。

2 協働の推進を目指します

・専門職の誇りとチームワークを大切にし、持てる能力が遺憾なく発揮できる
 職場環境をつくります。
・コミュニケーションを密にし、活力と働きがいのある職場づくりに努めます。
・関係機関・団体、地域との結びつきを強め、相協力して地域の福祉力向上を
 目指します。

3 責任の明確化を図ります

・福祉の心を持った優れた人財を育て、和寿園だからできる福祉サービスを
 不断に追求します。
・健全かつ持続可能な経営のために、ガバナンスと財務規律の強化に努めます。
・地域の一員として、地域のための経営に徹し、公益事業や地域貢献活動に
 積極的に取り組みます。

職員行動指針

1 私たちは、人権とプライバシーを尊重し、利用者本位のサービスを
  提供します。
2 私たちは、専門職としての役割と責任を胸に、絶えず技術の向上に
  努めます。
3 私たちは、コミュニケーションを大切にし、最善のチームケアを進めます。
4 私たちは、常に笑顔を忘れず、活力と働きがいのある職場をつくります。
5 私たちは、和寿園の職員として、ルールを守り職務に誠実に取り組みます。